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墓じまいの4つの方法の価格と費用の相場からおすすめすを解説

お墓の管理をしている人、管理をすることになった人に向けて墓じまいについて解説します。

まず、管理しないで放置した場合は最終的には解体され撤去されます。
管理できないといのは、管理費の支払いが止まっていたりお参りする人がいなくて草だらけになっていたりする無縁墓になっていることを言います。

撤去までは、墓地・埋葬等に関する法律で規定された立て札が立てられ官報に掲載されます。
その後1年間、使用者や縁者から申し出が無い場合無縁墓となりお墓の解体・撤去が実施されます。

埋葬されていた遺骨は納骨堂や無縁塚に改めて埋葬されることになります。

お墓が遠かったり、普段からあまりお参りに行かない人でも、自分の身内の入っているお墓が撤去され、遺骨を誰も知らないところに埋葬されるのは心苦しいですよね。

しっかり管理が出来れば問題ないのですが、自信が無かったり無理だと思う方は、早い段階で墓じまいをした方が、先祖への為でもありますが、何よりも自分の為になります。

気にしないので良いという人でも、年に2回春と秋のお彼岸には思い出すことでしょう。
毎年。毎年。。毎年。。。毎年。。。。

そうすると、年を重ねるごとに後悔することになるでしょう。
そうならないためにも、早い段階で墓じまいをしておくことをおすすめします。

墓じまいとは

まず墓じまいとは、墓地・霊園からお墓を撤去して土地を管理者に更地にして変換することです。

ただ更地にすれば良いというわけでは無く、墓じまいする為には行政への手続き、施工業者の手配、改葬先など多くのことが必要になります。

墓じまいにかかる費用の相場

大きく撤去と改葬にわけて掛かる価格と一式の費用相場を解説していきます。

 お墓の撤去

価格
撤去工事費80,000円~150,000円/1㎡(東京の平均1~1.5㎡)
閉眼供養30,000円~100,000円
行政手続き殆ど0円


改葬

 改葬とは、お墓の引っ越しです。

価格
永代供養100,000円~300,000円
樹木葬700,000円~1,500,000円
納骨堂500,000円~1,000,000円
散骨30,000円~300,000円

全体の費用相場

撤去は113,000円~250,000円位が相場です。
改葬は30,000円~1,500,000円位になります。

これは、改葬の方法によって異なります。

おすすめは、永代供養かな
どうして?
費用が抑えられて、管理を全て任せることが出来るからさ
お寺で管理している墓地の場合、檀家になっています。
この場合、離断料を求められる事があります。
価格は決まっていませんが、3万円~20万円ほどと言われています。

墓じまいの手続きと流れ

墓じまいのステップ1-10
  • ステップ1
    親族で墓じまいについて話し合い
    後でトラブルにならないように必ず話しあっておきましょう。
  • ステップ2
    改葬先を決める
    墓じまいした後の供養方法を決めます。供養には「永代供養墓」「納骨堂」「樹木葬」「散骨」等があります。
  • ステップ3
    お寺、霊園など現在お墓がある管理者に墓じまいを伝える
    話を伝える前に必ず先方に事前に電話で伝えておくとスムーズに進めることが出来ます。
  • ステップ4
    「受入証明書」を遺骨の移転先から取得
    墓じまいの後の改葬先から受入証明書を取得します。
  • ステップ5
    お墓がある自治体から改葬許可証を取得
    今のお墓が近くである場合は自治体まで行くことで丁寧に教えてもらえますが、多くの方は遠方の場合が多く、その場合は郵送になります。その際に必要な物が抜けていたりすると時間が掛かるので最初に自治体に問い合わせて置くとスムーズに進めることが出来ます。
  • ステップ6
    お墓のあるお寺・霊園から「埋葬証明書」を取得
    お寺の場合は離檀料が掛かる場合があります。金額に決まりはありませんが大金を取られる場合がある話を聞くことがあるので要注意してください。
  • ステップ7
    お墓のある自治体から「改葬許可証」を取得
    「受入証明書」「改葬許可申請書」「埋葬申請書」を今お墓がある自治体に提出すると「改葬許可証」を取得出来ます。このとき他に必要になる物が遺骨との間柄がわかる証明書です。(戸籍謄本。住民票、免許証)これも事前に問い合わせをして確認しておく事をおすすめします。
  • ステップ8
    閉眼供養をしてお墓から遺骨を取り出す
    魂抜きとも呼ばれます。墓じまいをする時は、墓に宿った魂を沈めてから遺骨を取り出します。
    その時、改葬間までに遺骨のメンテナンスもしておく方が良いです。
    骨壺に水がたまったり、遺骨にカビが付着している場合もあるので、綺麗にしてから改葬しましょう。
  • ステップ9
    お墓の解体更地
    霊園やお墓では指定石材店と契約をしている場合があります。解体前に確認をしないとトラブルの元になります。
  • ステップ10
    新しい供養(改葬)
    ここまできて、やっと改葬です。あとは、事前に改葬先に決めていた「永代供養墓」「納骨堂」「樹木葬」「散骨」をします。
結構やる事が多いですねぇ
そうなんだよ
でもこれ以外に、トラブルも気をつけないと。。。

避けるべきトラブル

墓じまいで良くあるトラブルをまとめました。

親戚とのトラブル

墓じまいをすることで一番良くあるのが、この親戚とのトラブルです。

お墓が遠方に有り、お参りする親戚や家族が近くに誰もいない場合、お墓の管理者がお墓が荒れる事と、先祖の供養を考えて墓じまいを相談をしないでやってしまうと、久しぶりに親戚が墓参りに行ったら更地になってたとか、他人のお墓に変わっていた等に遭遇することになります。

そう言う場合

「なぜ相談無しで勝手なことを!」
と、トラブルになりがちです。

なので、そうなる前に墓じまいを考えた時点で相談をしておきましょう。

墓じまいを考える理由の、遠方であったり、お墓が荒れることなどを伝えれば、だいたいが揉めること無く墓じまいを進めることが出来ます。

メリットも期待できるよ

何かと墓じまいにはお金が掛かります。
親戚に相談する時、費用の負担も一緒に相談が出来ます。

お寺とのトラブル

次に多いのが、寺院とのトラブルです。

お寺には檀家制度というのが有ります。

檀家制度(だんかせいど)とは、寺院が檀家の葬祭供養を独占的に執り行なうことを条件に結ばれた、寺と檀家の関係をいう[1]。寺請制度(てらうけせいど)、あるいは寺檀制度(じだんせいど)ともいう。江戸幕府の宗教統制政策から生まれた制度であり、家や祖先崇拝の側面を強く持つ。

出典:wikipedia

簡単に言うと、お墓の管理をしてもらう代わりに、法事を任せるという契約です。
なので、檀家が減ればお寺の収入が減ります。
これで困るのはお寺なので、墓じまいをして離檀するのを嫌がります。

墓じまいには、「改葬証明書」が必要ですが、その発行にはお墓の管理者であるお寺から「埋葬証明書」を取得しないと自治体から発行されません。
ここで、起こるトラブルが改葬証明書を発行して貰えないとか、発行する代わりに離檀料を高額請求されるという事が起こっています。

通常は20万円位ですが、高級車1台分を請求されたなどの話も出ています。

先祖の遺骨を人質にしてるのか悪質だな

業者とのトラブル

業者とのトラブルも良くあります。

寺院や霊園では、墓石の設置や撤去をする業者を決めてある場合があります。
これを知らずに他の業者を利用するとトラブルになります。
墓石を撤去する前に、必ず事前に確認をしておきましょう。

それでも、トラブルがある場合があります。
この前に書いたお寺と離檀でトラブルがあった場合です。

決まった業者に撤去して貰った請求額がとんでもなく高額だったとか、決まった業者で無くても良いと言う寺院では、墓じまいをする家で頼んだ業者が行ったら立ち入りを断られたなどというトラブルも起きています。

墓じまいのトラブルを避け方

墓じまいでトラブルがあると何が困るかというと解決までに時間が掛かるという事です。
長い場合は数年かかることもあります。

それを回避する為には、まず墓じまいをする前に次のことをしておきます。

トラブル回避

  • 親戚と良く相談
  • 離檀とか墓じまいの話を出さないでお寺とお布施の相談
  • 決まっている業者に見積を依頼
  • 相見積もりを取る

相見積もり
複数の業者から見積を取る事(見積書を提出してもらうこと)を相見積(あいみつもり)と呼ぶ。

出典:wikipedia

避けられるトラブル出来るだけ避けたいよな
ポイントは全て事前に行動を起こすことですね
それでもトラブルになってしまった時は?
早い段階で弁護士に相談

自分たちで解決をするなどと言う事は考えないで、親戚と相談して早く弁護士に相談をしましょう。

改葬の後の位牌と仏壇

永代供養を選ん場合、一緒に位牌と仏壇を処理する人は多くいます。

間違っては行けないのは、永代供養を選んだからと言って位牌と仏壇を処分しないと行けないと言う事はありません。
ご先祖様を偲び手を合わせることはとても良いことなので、置いておかれても問題はありません。

ですが、自分の後引き継ぐ人がいない場合など管理が難しくて墓じまいをして永代供養を選んだ人は、自分が処分できる間にやってしまった方が良いこともあります。

その場合、地域によっても処理が変わる場合があるので、永代供養をお願いした所に相談をするのが一番良いです。

この時、仏壇の処分で気をつけることがあります。
それは開眼供養をしているかと言うことです。

開眼供養をしている場合は、先祖の魂がそこのある事になるので、閉眼供養をしてから処分することになります。

位牌は、永代供養をした寺院で引き取って貰い一緒に供養をして貰える場合もあります。
その場合は、一時引き取りと永代供養とありますが、どちらも最後はお炊き上げで供養されます。

まとめ

如何でしたでしょうか。
墓じまいについて、改葬の種類、価格と費用、トラブルの対処などについて解説してきました。
最後に、解りやすくまとめます。
墓じまいをおすすめする人

独身で、近くに親戚がいない

子供がいない

後継ぎがいない

お墓が遠い

改葬の種類と費用と期間

費用期間
永代供養100,000円~300,000円位33回忌くらいまで、その後合同墓などに合祀
樹木葬700,000円~1,500,000円基本的に永代
納骨堂500,000円~1,000,000円位一定の期間が過ぎた後、合同墓などに合祀(利用するタイプや寺院で変わるので要確認)
散骨30,000円~300,000円無し

墓じまいのトラブル

墓じまいを親戚と相談しない

離檀による寺院との金銭トラブル

寺院と工事業者との金銭トラブル

改葬は、永代供養が一番おすすめです
永代供養なので無縁墓になる心配はない

 

改葬先が管理がされているので荒れる心配がありませんね。

 

しかも、価格も安い

 

散骨を望んでいる人は、そちらでも良いですね
そうでは無い人は、永代供養がおすすめです