そんな1日葬について、どのようなお葬式か解説します。
ここで解ること
1日葬の流れと費用と1日葬が向いている人が解ります。
一日葬とは
1日葬とは、字のごとく1日でお葬式を済ませてしまうことです。
昔ながらの一般葬では2日かかります。
それが1日で終わると言う事は、それだけ忙しいのかと思う方もいるかと思いますが、そのようなことはありません。
では、同じ1日で終わる直葬や火葬式のように簡素かと言うとそんなこともありません。
一日葬は、その直葬・火葬式と一般葬の間だと思ってください。
何が違うかというと、一般葬で行われる通夜がありません。
通夜は告別式の前日にやる事が多いので一般葬では2日かかりますが、1日葬では通夜が無いので1日で終わります。
当然費用も少なくなります。
一日葬の流れ
なぜ一日葬と言われるか解ったところで、ここでは内容と流れについて解説していきます。
亡くなってパニックにならないようにしましょう。
お葬式を行うのに葬儀社側でどのプランでもだいたい3日は安置できます。
ゆっくり構えて落ち着いて進めることが出来ます。
また、葬儀社の方はプロです。
1人で困らないで安心して相談をしましょう。
病院で亡くなられた場合、葬儀社を紹介される場合もありますが、必ず利用しないといけない事はありません。故人が生前に契約をしている場合もあるので良く確認しましょう。[/ti][ti label=”ステップ2″ title=”搬送・安置”]依頼された場所まで寝台車が迎えに参ります。
時間が掛かる場合もありますが、落ち着いて待つようにします。安置は、自宅のおけない場合は葬儀社と相談します。その場合、葬儀社に安置するか、契約先の安置所になります。[/ti][ti label=”ステップ3″ title=”打ち合わせ”]先祖から受け継いでいるお墓がある場合は菩提寺に確認してお坊さんの都合を伺ってから斎条になる葬儀社の説明を聞きます。この時点でお葬式の日程が決まります。[/ti][ti label=”ステップ4″ title=”告別式”]定刻より告別式を行います。
最後に喪主からの挨拶が有り出棺になります。[/ti][ti label=”ステップ5″ title=”出棺”]火葬場へ移動します。葬儀社のバスが用意されている場合もありますが、人数が多い場合は乗り切れないことも考えておきましょう。[/ti][ti label=”ステップ6″ title=”火葬”]火葬をしている間に精進落としの食事を食べることもあります。[/ti][/timeline]
近年では、精進落としとして席を設けないで、家族や親しい人と食事会をすることが多いようです。
一日葬を選ぶメリットとデメリット
1日葬は、費用を抑えながらも故人とのお別れがしっかり出来るので合理的でとても良く感じますが、これにもメリット、デメリットがあります。
メリット
- 費用が抑えられる
- 通常2日掛かる所が1日
- 遠方からくる参列者が宿泊しなくて良い
- 故人と最後の夜をゆっくり過ごせる
デメリット
- 時間が限られるので参列しにくい
- 遠方の親戚から不満が出る
- 菩提寺がある場合や、寺院へ埋葬する場合は方針によって受け入れられない
3番目だけ説明補足
寺院からすると、通夜をして告別式を行って死者をおくるのが宗教としての習わしです。
それを無視した1日葬は受け入れられないとする寺院もあります。
一日葬にかかる費用相場
1日葬の全国の費用相場は30万円~40万円くらいですが、10万円台からもできますし、100万円以上かけることも出来ます。
内訳は以下になります。
- 寝台車
- ドライアイス
- 安置料金
- 斎場使用料
- 棺桶
- 仏衣一式
- お棺用布団
- 骨壺
- 骨箱
- 祭壇
また、生け花の祭壇もは3割増しくらいが相場です。
一日葬はこんな人に向いている
下記の中で1件でも当てはまる人は、向いている人だと言えます。
- 費用はかけられないが、しっかり見送って上げたい
- 喪主や親戚に負担を掛けたくない
- 故人と最後の夜を静かに過ごしたい
一日葬はやめておいた方がいい人
下記の中で1件でも当てはまる人は、1日葬では後々もめ事になる可能性がありますので、おすすめしません。
- 菩提寺がある
- 親戚にお墓や法事などに口うるさい人がいる
- 生前の付き合いが広い
一日葬の良くあるQ&A
それ以降は、1日10,000円位の費用が増します。
また、会える場合も有料と無料があるので要確認が必要です。
斎場と火葬場が遠いなど告別式と火葬場の距離が遠い、又は交通は混雑している場合などは更に時間が掛かる場合もあります。
まとめ
如何でしたでしょうか。
1日葬について理解が深まりましたか。
1日葬は核家族や単身者の多い都市部での葬式に向いているお葬式のように感じます。
直葬では寂しいけど、費用を抑えて故人をしっかり見送りたいと思う人にピッタリのお葬式です。