【納骨堂を探る】必要な手続きと費用の相場

納骨堂と聞いてイコールお墓と感じますか?
一般的にお墓というと霊園や寺院にある石で出来た物を連想するのではないでしょうか。

でも、この納骨堂も立派なお墓です。
しかも、最近は人気があります

何故人気があるかというと、費用を抑える事が出来る。
管理が楽などの要因が上げられます。

そんな納骨堂について解り安く解説をしていきます。

納骨堂とは

納骨堂(のうこつどう)は、骨壺に入れた遺骨を安置しておく建物である[1]。納骨殿、霊堂などとも呼ばれる。通常は遺骨を骨壺から出した状態で埋葬する「合同納骨塚」とは区別される
日本では、管理・運営の主体により寺院納骨堂、公営納骨堂、民営納骨堂の3種類がある。
出典:wikipedia

納骨堂を調べるとwikiではこのようになっています。
お墓とは書かれていません。
骨を安置する場所なのです。

しかし、昨今墓じまいをする人が多くなり、永代供要先として利用される事が多くなり人気が出ました。

また、納骨堂は永代使用と期限付き使用と永代供養で利用が出来ます。
永代使用は、普通のお墓と変わりません。
永代使用料と管理費が掛かります。

期限付きは、決めた期限までお墓として利用が出来、それ以降は永代供養になります。
期限までは管理費が掛かりますが、永代供養に切り替わってからは管理費は掛かりません。

永代供養は、最初の費用のみかかります。

永代使用と永代供養の違いはこちらの記事に書かれています。

関連記事

永代使用と永代供養、字と言葉は似ていますが、内容は全く違います。お墓を作る時や墓じまいをして改葬する時に知っておくべき言葉です。ここではその違いと、それぞれの意味が良く解るように解説します。Clyde似て非な[…]

似て非なるもの

納骨堂運営の種類

ひと口に納骨堂と行っても、3種類あります。
1.寺院納骨堂
2.公営納骨堂
3.民営納骨堂

寺院納骨堂

運営が寺院になっていて管理も寺院です。寺院で運営していても檀家制度がない場合が多いです。

公営納骨堂

各市区町村の自治体が運営する納骨堂です。
誰でも利用が可能ではなく、使用条件が設けられています。
条件は、各自治体によって変わります。

民営納骨堂

宗教法人・財団法人・社団法人が運営する納骨堂です。
宗旨・宗派などの使用条件はないことが多く、幅広く誰でも利用が出来ます。

納骨堂のタイプ

納骨堂は屋外と屋内のタイプに別れます。
人気のあるのは屋内のタイプで、理由はお墓参りで天候や季節に左右されない事です。
常に快適に保たれています。

更にここから納骨するタイプが別れます。
ここでいうタイプは納骨する型です。
大きく分けると5つのタイプに分かれます。

  1. 合祀・合葬タイプ
  2. 位牌タイプ
  3. ロッカータイプ
  4. 仏壇タイプ
  5. 機会タイプ

合祀・合葬タイプ

合祀型の納骨堂は、永代供養の為にあります。
他の遺骨と一緒に祀ります。

この場合、合祀では骨壺から遺骨を取り出し他の遺骨と一緒に祀ります。
合葬では骨壺のまま他の遺骨と一緒に祀ります。

料金は、永代供養料のみの場合が多いです。

位牌タイプ

棚に位牌を並べて供養をします。
遺骨は、スペースの都合で他の場所に安置する場合が多いです。

利用は3年・13年と決めて利用します。
多いのは3年です。それ以降は永代供養になります。

料金は、利用期間の管理費+永代供養料になります。

ロッカータイプ

1つ1つ棚が別けられている所に遺骨を安置するタイプです。
骨壺だけ入る大きさのタイプと骨箱が入るタイプがあります。

手が届く範囲の高さですが、最上段や最下段あたりは利用しにくいです。

契約期限は永代使用も出来るところもあるようですが、殆どが利用期間で契約して移行は永代供養になります。期間は3年・13年が多いです。

料金は、利用期間の管理費+永代供養料になります。

仏壇タイプ

仏壇タイプは屋内のお墓です。
永代使用が出来、夫婦や家族で利用が出来ます。

また、改葬して親族の遺骨を埋葬できるタイプもあります。
収納できる遺骨数は決まっているタイプから制限がないタイプもあります。

利用料は、利用期間の管理費+永代供養料
または、永代使用料+毎年の管理費になります。

機械タイプ

最近増えているのが、このタイプの納骨堂です。

カードやIDでコンピューター管理をするロッカータイプのハイテク番です。
多くの場合、一定の決まった場所でIDやカードを利用することで識別して位牌や骨壺が自動で出てきます。

ただ管理が優れているだけでなく、お墓参りの際の演出にも凝っていて、故人がスクリーンやモニターに映し出されたり、生前好きだった音楽が流れたりするところもあります。

納骨堂を選ぶメリットとデメリット

納骨堂を選ぶ前にメリットとデメリットについて知っておいてください。

納骨堂のメリット

  • お墓で供養するより費用が安い
  • 屋内の納骨堂は1年を通して快適に利用出来る
  • 草むしりや掃除などの管理がいらない
  • 無縁墓にならない
  • 駅から近いところが多く交通の便が良い
  • 新しいところが多く出来ていて選びやすい
  • 新しいので免震や防火対策が最新で安心
  • 檀家ではなく面倒なお寺さんとの付き合いがない
  • 引っ越しでもお墓ごと一緒に移れる(改葬が簡単)
  • 宗教・宗派に関係なく利用出来るところが多い

納骨堂のデメリット

  • ハイテクの場合、停電や故障で利用が出来ない
  • 位牌タイプは骨壺が別に安置している場合が多いので遺骨を前にお墓参りが出来ない
  • お墓から改葬する場合、離檀するのが面倒な場合がある

納骨堂にかかる費用

納骨堂は色々なタイプがあります。
ここでは、タイプ別に利用する時の費用をまとめました。

合祀・合葬タイプ20,000円くらい~
位牌タイプ100,000円くらい~
ロッカータイプ200,000円くらい~
仏壇タイプ500,000円くらい~
機会タイプ800,000円くらい~

納骨堂はこんな人に向いている

  • 費用を抑えたいけどしっかり祀りたい
  • 草取りや掃除など管理するのが大変
  • 遠方から改葬したい
  • 交通の便が良ければコマ目に墓参りをしたい
  • お寺に行くのが嫌

納骨堂はやめておいた方がいい人

  • 遠方のお墓の近くに親戚がいる
  • 先祖代々のお墓がある菩提寺がある
  • 親戚に神仏に関して口うるさい人がいる
  • 親戚がお寺

納骨堂の良くあるQ&A

納骨堂は誰でも利用が出来ますか
公営の場合は、自治体の決まりに従ってください。寺院の場合は宗教や宗派の縛りがある場合があります。民営は比較的誰でも利用がしやすいです。
納骨堂は檀家になる必要がありますか
檀家制度はありません。
永代供養は出来ますか
永代使用と期限付きと選べる所もありますが、期限が切れれば永代供養になります。
最初から永代供養としての利用も出来る所もあります。
夫婦での利用は出来ますか
出来るところがあります。利用したい納骨堂で確認が必要です。
家族で利用出来ますか
遺骨の数が制限がある場合と無制限場合がありますが、1つの納骨堂を家族で利用することは可能です。この場合の多くは永代使用料と管理費が掛かります。
法事は行えますか
行えます。寺院の納骨堂の場合は、管理している寺院で行うことが普通です。
民間の管理の場合は、宗教宗派は自由なところが多いです。
利用している納骨堂から他の納骨堂に移すことは出来ますか
はいできます。ただし、合祀される前でないと出来ません。

まとめ

如何でしたでしょうか。
納骨堂について理解は深まりましたか

最後に解りやすくまとめます。

納骨堂屋外タイプ

管理契約期間安置できる遺骨の数費用相場
ロッカータイプ契約期間は管理⇒永代供養13回忌・33回忌までなど1つ~4つくらい200,000円くらい~


納骨堂屋内タイプ

管理契約期間安置できる遺骨の数費用相場
合祀・合葬永代供養永代1つ20,000円くらい~
位牌契約期間は管理⇒永代供養3年くらい1つ100,000円くらい~
ロッカータイプ契約期間は管理⇒永代供養13回忌・33回忌までなど1つ~4つくらい200,000円くらい~
仏壇タイプ永代使用or契約期間⇒永代供養永代使用で無い場合は33回忌までなど1~8つくらい500,000円くらい~
機械タイプ永代使用or契約期間⇒永代供養永代使用で無い場合は33回忌までなど1~8つくらい800,000円くらい~


納骨堂は永代使用も永代供養も可能です。
1人から家族、先祖まで供養することが出来ます。

管理者がいなくなっても、永代供養がされるので無縁墓になる事はありません。